Punky Cookie

文教大学映画研究部1994年度8mmフィルム作品 監督 池端 正樹  周りからレズっぽいと噂されるほどの大親友、くるみとクッキー。実は、クッキーは天使の生まれ変わりの魔女なのですが、魔法に頼らず、ほうきの代わりに真っ赤なスクーターに乗って、なぜか人間界で暮らしています。そんな二人としょっちゅうつるんでいるのが、くるみの恋人シュウ。クッキーは、シュウのことが真剣に好きなのですが、そんなことをくるみやシュウに言えるはずもありません。ある夜、くるみは、クッキーが寝言で「シュウ・・・」とつぶやくのを聞き、意味深な書置きを残して、クッキーの前から姿を消してしまいます。時を同じくして、クッキーの愛車が、何者かに盗まれてしまいます。盗んだ奴らを見つけて、懲らしめようとするシュウでしたが、逆にクッキーの目の前で半殺しにされてしまいます。「神様、シュウを助けて!」必死に祈るクッキーの思いが通じ、シュウはなんとか助かります。シュウにもくるみにも謝りたい気持ちで一杯になるクッキー。そんなクッキーの許へ、「クッキーに一番に聴かせたい歌」を作ったくるみが、笑顔で戻って来るのでした。  池端氏の監督最終作は、女の子どうしの限りない友情と、微妙な三角関係を描いた、ポップでキッチュで過激な青春ドラマです。ナイトシーンを中心に、夜を謳歌する若者の生態を追った、時代に呼応した作劇が、お約束の青春ものとは一線を画しています。 ※オリジナル版は、YouTubeでの著作権保護対象曲を使用しているため、部分的に音楽を消去して公開しています。ご了承ください。 楽曲:「CRAZY CLOUDS」(NOKKO) 26分25秒〜27分3秒