白線を踏んで歩く

白線を踏んで歩く[歌詞] ため息ひとつ 落とした帰り道 見慣れたアスファルトが 少しだけ遠く見えた 信号もなかなか 青に変わらないから いつまでこの場所に 留まるのかな ふと見下ろした足元 シマウマみたいな模様が手招きしてる 「黒いところは マグマだからね」 いつかの声が 頭の隅で弾けた 横断歩道は 白線だけ踏むルール 落ちないように バランスとって 少しだけ歩幅を広げてみる ポケットの中 小さな重(おも)み いつか拾った 綺麗な石ころが 僕の大冒険を 応援してる 大人になったら 魔法は解けるって 誰かが言ってたけど たぶん嘘だ ちょっとしたことで 世界は色を変える ブロック塀を歩く あの野良猫は 秘密の国へ続く 道案内かもしれない 雲の形が 怪獣に見えた日みたいに なんでもない景色が 物語を描き出す 最短距離ばかりを 選んで歩くのが いつの間にか 当たり前になっていたけれど たまにはこんなふうに 道草もいい 忘れかけてた 遊び心を連れて 横断歩道は 白線だけ踏むルール はみ出さないように 息をひそめて あの日のように つま先で着地する 見上げた空に 一番星が光る 帰り道を 急ぐ人波の中で 僕だけが今 別の世界にいる 特別なことなんて 起きない街でも 見えない線を引くのは いつも自分次第 空想のスイッチは なくしたわけじゃない 少し忘れてしまっていた それだけなんだ 大人になったら 魔法は解けるって 誰かが言ってたけど たぶん嘘だ ちょっとしたことで 世界は色を変える 横断歩道は 白線だけ踏むルール 落ちないように バランスとって 大きく腕を振って 歩いていく この胸に確かに残る あの日の無敵な ワクワクだけが 明日への冒険を 応援してる