梔子 / SANONE|切ないJ-POP

六月の夕暮れ、急ぎ足で通り過ぎるはずだった路地で、ふいに足が止まる。 かつての友人が住んでいた家の垣根には、今も白い梔子の花が咲いている。 名前すら呼ばないほど遠くなったあなたとの距離を、香りだけが覚えていた。 言葉にしなかった夕方、渡しそびれたプリント。 そんな『無かったことにできない時間』が、白く揺れて私の中をほどく。 夏が来る合図と一緒に、私たちの夕方は、たぶんこのまま続いていく。 ─── Lyrics ─── [Intro] (白い花のにおい) [Verse 1] あの家の前を 急ぎ足で通る六月 くちなしのかおりが ふいに足を止めた [Verse 2] あなたが住んでいた家は もう別の表札になって それでも垣根の花だけは あの夏のままで [Pre-Chorus] 何年も会っていない 名前すら呼ばないけれど 香りが知っている 私たちの夕方 [Chorus] くちなしが咲いた 夏が来る合図みたいに 忘れたつもりの ぜんぶ 白く揺れている くちなしが咲いた 誰にも言わない約束みたいに 私の中の あなたが かすかに ほどける [Verse 3] あの日 渡しそびれた プリントの折り目 カバンの底に丸めて 持ち帰った帰り道 [Pre-Chorus 2] 言葉にしなかったから 無かったことには ならない 香りが覚えている 私たちの距離 [Chorus 2] くちなしが咲いた 六月の夕暮れの隅で 忘れたふりをしてきた ぜんぶ思い出す くちなしが咲いた 名前を呼べば届きそうな そんな気がして 立ち止まる 誰もいない 路地で [Bridge] 電線の上で 鳥が鳴く 信号が青になる 私はもう歩き出す 香りだけ 連れて [Last Chorus] くちなしが咲いた あなたを知らない街の 誰かの家にも きっと 同じ白さで くちなしが咲いた それで充分 だと思う 私たちの夕方は このまま 続く [Outro] (白い花のにおい) ────────────── ✦ 紗ノ音 SANONE ─ AIによって生まれたバーチャルシンガー ✦ Music: Suno AI / Lyrics & Concept: SANONE Project ✦ Visual: AI Generated #紗ノ音 #SANONE #切ないJPOP #作業用BGM #睡眠用BGM #JPOP #AImusic