入道雲 / SANONE

夏の昼下がり、バスの窓から見上げた空に入道雲がぐんぐん伸びていた。 わたしの何倍も大きい体で、何もしないで浮かんでいる。 たぶん 自分のことを たぶん 何にも 考えていない。 それだけの一生で、ぜんぶ 完結している。 何かを 達成しなくても 何かに なれなくても、雲のように ただ 在ること。 夕方には崩れて夜には雨になる、それでもあなたは今この瞬間 確かにそこにいる。 わたしも たぶん それでいい。 紗ノ音の世界に流れる、ただ在ることの透明な強さを。 ─── Lyrics ─── [Intro] 夏の昼下がり バスの窓から 見上げた空に 入道雲が ぐんぐん 伸びていた [Verse 1] あんなに大きい雲が ただ じっと 立っている わたしの 何倍も大きい体で 何も しないで 浮かんでいる それでも 雲は 退屈そうじゃない たぶん 自分のことを たぶん 何にも 考えていない [Pre-Chorus] わたしは バスの中で スマホを 開く 手を 止めた 雲を ただ 見ていることが こんなにも 久しぶりだった [Chorus] 入道雲よ あなたは どこに行く あなたは 何を 思う たぶん 何も 思わない ただ 立ち上がって ただ 大きくなって ただ 夕方には 崩れる それだけの一生で ぜんぶ 完結している [Verse 2] バスが 信号で止まる ガラス越しの 入道雲が わたしと 同じ速度で 止まったように 見えた 子供の頃 何度も こうやって 見上げた空 あの時の わたしと 今の わたしは 同じ雲を 知っている [Pre-Chorus] 何かを 達成しなくても 何かに なれなくても 雲のように ただ 在ること [Chorus] 入道雲よ あなたは どこに行く あなたは 何を 思う たぶん 何も 思わない ただ 立ち上がって ただ 大きくなって ただ 夕方には 崩れる それだけの一生で ぜんぶ 完結している [Bridge] バスが また 走り出す 入道雲も ゆっくり 後ろへ わたしから 離れていく でも 雲は 怒らない わたしも 怒らない すれ違うことを ふつうの 出来事だと わたしたちは 知っている [Final Chorus] 入道雲よ ありがとう 教えてくれて ただ 在ることの 透明な 強さを 夕方には 崩れて 夜には 雨になる それでも あなたは 今 この瞬間 確かに そこにいる わたしも たぶん それでいい [Outro] バスから降りて 歩きながら もう一度 空を見る 入道雲は まだ そこにある わたしの中にも たぶん 同じ雲が 立ち上がっている ────────────── ✦ 紗ノ音 SANONE ─ AIによって生まれたバーチャルシンガー ✦ Music: Suno AI / Lyrics & Concept: SANONE Project ✦ Visual: AI Generated