重症化と死亡を大きく減らしたと評価されたワクチン その一方で今も体調不良が続く人も 有志の医師らは独自の研究機関を立ち上げ 新型コロナワクチンの光と影【報道のチカラ】

ことし10月、その技術がノーベル賞を受賞した新型コロナワクチン。 数百万人の命を救ったという称賛も受けました。 5月初めには、新型コロナの法律上の分類がインフルエンザと同じ5類に変わり、日常は急速にコロナ禍前へと戻っていきました。 一方で、国内の総接種回数は4億回以上。追加接種率では世界一と、いわばワクチン大国となった日本。 こうした中、異を唱える医師も。 (京都大学 福島雅典 名誉教授) 「ノーベル賞というと、みんな無批判に受け入れて、いいものだ、最高の科学だと思うけれど、科学なんてそういうものではない」 ワクチンの安全性に懸念を表明する医師や研究者が、独自の研究機関を立ち上げました。 (京都大学 福島雅典 名誉教授) 「副反応疑い報告 死亡者2076件、重篤者8638件、副反応疑い3万6457件。 何をしないといけないか、単純です。 診断基準を作成して、検査法を確立して、このワクチン接種後症候群の実態を明らかにする。 患者さんが憲法に保障される、いつどこでも最高水準の医療を受けられるようにする。それがこの国の医療に関する国是なんですよ」 接種後に起きている様々な体調不良を「ワクチン接種後症候群」という新たな病気に位置付け、原因や治療法の究明を目指すといいます。 (京都大学 福島雅典 名誉教授) 「日本は薬害を根絶できるように、法律も整備したし制度も作った。それを行政が適用しない 怠慢」 遺伝情報を注射して、ウイルスの表面にあるスパイクタンパクを細胞内で作らせる新型コロナワクチン。 このスパイクタンパクが人の細胞表面に出てきたところを、免疫システムが認識し、抗体ができる仕組みです。 しかし、免疫は、スパイクタンパクを作った細胞自体を異物と判断して攻撃するため、全身に様々な健康被害を引き起こすとして、この技術が、別のワクチンにも応用されることに警戒を強めています。 (東京理科大学 村上康文 名誉教授) 「今後おそらくmRNAワクチンがいろいろ現れると思いますが、しっかりここでやっておかないと、同じ薬害が連続して発生してしまいますので、ここはちゃんとどういう仕組みでどう発症するか、どういう現象が起きているかをしっかり解明したい」 パンデミックを食い止め、重症化と死亡を大きく減らしたと評価されたワクチン。 一方で、今も体調不良が続く人も。 (接種後ギラン・バレー症候群に 曽我 奈緒美さん) 「私はまだ診断名がついたので、治療も受けられたし、リハビリも受けられたので、ここまで回復することができました。それでもなお日常生活を送れるには、まだまだ遠い道のりです」 名古屋市内に住む、曽我奈緒美さん。 ワクチン接種後、手足を動かしにくくなる自己免疫疾患 ギラン・バレー症候群になり、もう2年あまり闘病を続けています。 (曽我 奈緒美さん) 「苦しんで寝たきりの人がたくさんいます。国も認めず、いまだにワクチンを推奨しているので、疑問を感じ、少しでも伝わるようにここに立っています」 懸命に訴えますが、足を止める人はほとんどいません。 (曽我 奈緒美さん) 「通り過ぎているということは、日常に戻っていて、ワクチンに苦しんでいないというのはいいことではあると思うんですけど、ただ、ちょっとだけでも知ってほしいかなという気持ち」 接種後の体調不良に苦しむ人はここにも。 名古屋市に住む50代の男性。 ワクチン接種後、神経障害が起きる急性散在性脳脊髄炎を発症し、下半身不随になりました。 診断書にも、ワクチンの副反応が原因という指摘が。 この日、名古屋市の河村市長が自宅を訪問。 (名古屋市 河村たかし市長) 「調子はどうだね」 (名古屋市に住む50代男性) 「調子は変わっていないというか、ぼちぼちです」 (名古屋市 河村たかし市長) 「仕事は難しい?」 (名古屋市に住む50代男性) 「仕事はまだ難しい」 ワクチン後遺症の相談窓口や実態調査など、市独自の支援策を打ち出してきた河村市長。男性の状況を見に来たのです。 国の救済認定で、医療費の補助は受けられるようになりましたが、職場への復帰はできていません。 (名古屋市 河村たかし市長) 「必要な補助は出すよう厚労省に提言すると(男性に)伝えた」 「事実上、国が『任意だ』と言いながら、ほとんど『接種せよ』と言っていた。責任は取らなければいけない」 この日初めて他のメディアも取材に訪れ、報道の広がりに期待した男性。 (名古屋市に住む50代男性) 「国がワクチン後遺症を認めていないのが納得できない。後遺症患者は体が不自由ななか、何とか認めてもらおうと闘っている。こういう人たちもいると認めてもらって公表してほしい。国をなんとか動かしたい」 しかし結局、どの社もこの件を報道しませんでした。 社会がコロナ禍前に戻っても、男性の暮らしは元には戻りません。 厚生労働省の武見敬三大臣は12月初め、閣議後の会見でこう話しました。 (武見敬三 厚生労働大臣) 「現時点で懸念を要するような特定の症状や疾病の報告の集中はみられていなかったこと。それから多くの事例で(症状が)軽快または回復していたことが確認された。ワクチンの安全性の評価を適切に行っていきたいと考えている」 「ワクチンの後遺症には、懸念すべき点はない」とした国。 接種後に起きた下半身不随、今も回復していません。 名古屋市内に住む50代の男性。 蓄えを切り崩し、思い切って購入した車です。 (大石アンカーマン) 「このまま吊り上げて収納か。よくできてますね」 1人で乗れるよう改造を施した特注車。 無理をしてでも買ったのは、もう一度自分の意思で社会と繋がるためです。 (大石アンカーマン) 「車いすから車への移動とか収納とか、何度も何度も訓練したんですか?」 (名古屋市に住む50代男性) 「訓練しないと生活できないんで」 (大石アンカーマン) 「ブレーキ・アクセルが足元ではなくて手元にあるのは慣れましたか?」 (名古屋市に住む50代男性) 「慣れました。最初は間違えました、ブレーキとアクセル。本当に怖かった」 (大石アンカーマン) 「寝たきりになってもおかしくなかったじゃないですか。それを車で出かけられるようにまでになった。これを支えたのは何だったんですかね」 (名古屋市に住む50代男性) 「(車の運転は)やりたいことだから」 30分ほどかけて向かったのは、愛知県豊田市の福祉センター。 接種後の体調不良に苦しむ患者の会の集まりです。 ワクチンの副反応問題を研究する名古屋大学名誉教授の小島勢二医師。 (名古屋大学 小島勢二 名誉教授) 「ワクチンを打ったことが引き金で、かえって感染が広がったんじゃないかなと、素直に見ればそう思ってしまうんですね」 小島医師は厚労省のデータをもとに、新型コロナとインフルエンザのワクチンを比較。 (名古屋大学 小島勢二 名誉教授) 「コロナのワクチンはもう4億回くらい打っている。これを見ると血小板減少紫斑病は60倍。どうもインフルエンザワクチンよりコロナワクチンの方が副反応は起きている。2倍3倍だったら分かるが10倍以上、やっぱりおかしい」 新型コロナワクチンはインフルエンザのそれに比べ、体が動かしにくくなるギラン・バレー症候群や、神経障害を起こす急性散在性脳脊髄炎、出血が止まりにくくなる血小板減少性紫斑病、こうした重篤な病気が接種後、圧倒的に多いのです。 (名古屋大学 小島勢二 名誉教授) 自己抗体も含めて、今後検査をして、本当に何が起きているかをはっきりさせることが、今の状況の突破口を開くには大事」 講演を聞いていた男性が前へ。 この日初めて、公の場で自分のことを話しました。 (名古屋市に住む50代男性) 「わが国は科学、医学が十分発達しているのに、なぜ“評価不能”としか判断できないのでしょうか?」 副反応報告のほとんどが、ワクチンとの因果関係が分からない「評価不能」という扱いにされる現状に怒りを訴えます。 (名古屋市に住む50代男性) 「私は今、奇跡を信じて毎日懸命なリハビリにまい進しています。 ワクチンの薬害によって死亡者、体調不良者が大勢いることを世の中に知ってほしいですし、国に対してワクチン後遺症、そして薬害を認めさせるよう頑張って活動しています」 (大石アンカーマン) 「今回初めて皆さんの前でご自身の思いを訴えました。これからこういう活動は続けていきますか?」 (名古屋市に住む50代男性) 「続けていきます」 (大石アンカーマン) 「最初お会いした時は顔も出したくない、そうおっしゃっていました。それがすべてをさらけ出して訴えたいと思った最大の理由は何ですか?」 (名古屋市に住む50代男性) 「単純に真実を伝えたい」 「ワクチンで苦しんでいる人たちがこれだけいるんだぞというのをまず広めたい。そうすれば国は動かざるを得ないと思っている」 高齢者への定期接種の方針が打ち出され、国産のmRNAワクチンも承認された中、この問題は今後どこへ向かうのか。 2023年12月23日放送 CBCテレビ「報道のチカラ」より

ドキュメンタリー「評価不能 新型コロナワクチンの光と影」/ワクチン接種後に死亡した人の家族や“ワクチン後遺症”患者への密着取材/約2年の事実の記録【大石取材】
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【大石が聞く】新型コロナワクチン取材VTR 2023年度上期総集編
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'CANCER OCCURRED near injection sites...': Bombshell testimony ‘EXPOSES’  COVID-19 vaccine injuries
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「寝ても覚めてもそのことばかり」前例なき"コロナワクチン後遺症" 治療法確立に奔走する医師に密着 往診は宝塚から愛知や広島まで..."ビタミンD補充療法"で患者を救えるか (2025年10月31日)
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