【74年ぶりの里帰り】日本兵たちの遺品を故郷へ帰したい 沖縄戦の地下壕を掘り続ける男【ABCテレビドキュメンタリースペシャル♯37】
沖縄の地下壕には今なお沖縄戦の犠牲者の遺骨や遺品が眠っている。大阪の男性は仕事を辞め沖縄に移住して遺品を遺族に届ける活動を行っている。「終わらない戦後」を描く。 沖縄戦から75年。年間約1000万人の観光客が訪れる賑やかな町から戦争の影を感じることはできない。しかし、沖縄に作られた地下壕の土の下には、今なお沖縄戦の犠牲者の遺骨や遺品が眠っている。「遺骨や遺品を故郷に帰してあげたい」と、土を掘り続ける1人の男性がいる。5年前に大阪から沖縄に移住した南埜安男さん(55)。子どもの頃、大阪のミナミで見た傷を負った元軍人の姿が目に焼きついて離れない。十数年前、初めて沖縄を訪問。たまたま入った飲み屋で、多くの遺骨が眠ったままになっていることを知った。49歳で働いていた運送会社を退職し沖縄に移住。地下壕に入り、遺骨や遺品を掘り起こす活動を始めた。これまでに遺骨とともに、名前が刻まれた遺品も数十点見つけた。戦没者名簿など、手がかりとなる資料をしらみつぶしに探し、遺族を探し続けている。「佐藤・北鶴橋」と刻まれた万年筆を大阪に、「忠田」と刻まれたハンコは岡山に・・・。日本兵たちの「生きた証」を遺族に届ける」南埜さんの取り組みを追った。 (2020年2月9日に放送しました)

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