【徹底解説】大倉尾根で登る塔ノ岳(2026年最新版) 大倉~塔ノ岳往復登山コース紹介 山火事後の情報あり Course Guide of Mt.Tonodake Okura trail.

2026年月5月2日(土)、ゴールデンウィークのため混雑が予想される中、大人気の塔ノ岳大倉尾根コースを登りました。塔ノ岳の大倉尾根コースは約4年ぶり。今年の1月、大規模な山火事により尾根上にある山小屋「堀山の家」やその周辺の山林が焼けました。大好きな大倉尾根の状況が気になっていたこともあり、混雑は承知で登ることにしました。 塔ノ岳大倉尾根コースは、丹沢でも一二を争う人気のコース。表丹沢の玄関口「大倉」より、約1200mの標高差をひたすら登るコースです。下山は来た道を引き返すピストン登山です。 【登山口までのアクセス】 新東名高速道路の「秦野丹沢スマートIC」で下車し、一般道を6分ほど走ると大倉に着きます。(県道705号で水無川を渡ってすぐに右折。新東名の高架をくぐり、県道706号へ右折。そのまま道なりに進むと「大倉」の集落に到着) 大倉には、バス停を中心に、駐車場や山荘、蕎麦屋、レストハウス、県立の秦野戸川公園などが集まっており、古くから表丹沢の玄関口として栄えています。 公共交通機関で大倉へ向かう場合は、小田急電鉄小田原線渋沢駅より「神奈川中央交通 渋02 大倉行」に乗車し「大倉」で下車します。バスの本数は比較的多く便利です。 【駐車場情報】(標高低い順) ★水無川駐車場 新東名の高架をくぐってすぐに出てくる、川沿いにある県立の有料駐車場。登山口までは遠いので大倉が満車の時以外はおすすめできない。8:00~23:00営業。早朝などは駐車不可。有料。料金は時間による。トイレ・水道あり。76台。 ★大倉駐車場 大倉バス停の至近にあり便利。24時間駐車可。無人ゲート式。平日500円、土休日800円。一番分かりやすく早朝から入庫できるため、すぐに満車になる。40台。トイレや水道、靴洗い場、自販機は向かいのバス停にあり。 ★秦野戸川公園大倉駐車場 県立の秦野戸川公園の駐車場 バス停のすぐ先に入口あり。場所はいいが営業が6:30からのため早朝は入庫不可。160台。夏季以外の平日500円、夏季・土休日800円。トイレ・水道あり。 ★どんぐり山荘 駐車場だけでも利用可。1日500円(手渡し) 県立駐車場のすぐ上にある。繁忙期には早朝に山荘の方が誘導してくれる。早朝から駐車できるため、大倉駐車場が満車の際にはとても重宝する。トイレなどは近隣にあるバス停のものが利用可。 ★大倉山の家・その他私有地 駐車場だけでも利用可。1日500円(手渡し) 登山口近くにあるため便利。特に県道706号が突き当る所にある民家の庭先の駐車場は登山口至近なので即登山開始可。 【ルート概要】 ①大倉バス停~駒止茶屋(CT:2時間) 大倉バス停から10分ほど民家や畑に囲まれた車道を歩きます。途中には山荘や野菜の無人販売所などがあります。道なりに登っていくと自動販売機がある交差点に突き当るので直進します。正面に登山口の看板が見えてきます。登山口から塔ノ岳までは約6㎞、標高差は1200m以上あり、「バカ尾根」とも呼ばれる大倉尾根コースが始まります。 舗装路はすぐに登山道になりますが、始めは緩い傾斜です。やがて表尾根の眺めが素晴らしい「丹沢ベース」という小屋や、土休日のみ営業している観音茶屋(トイレあり)が出てきます。 観音茶屋を過ぎてすぐ、一つ目の分岐が出てきます。左に行くと丹沢唯一のテント場「大倉高原テントサイト」を経由する道です。その分岐を右に20分ほど進むと大倉高原経由の道と合流するポイント「雑地場の平」に到着します。そこからしばらく平坦な道が続きます。 平坦な道が終わると「見晴茶屋」(トイレあり)が出てきます。その名のとおり見晴らしがよく、秦野の市街地や相模湾に浮かぶ江の島などが見渡せます。見晴茶屋を過ぎてからしばらく急な登りが続きますが、両脇にモミジが植えられた木道や平坦な道など、変化のある登山道です。見晴茶屋から標高差300mほど登り続けると、「駒止茶屋」(奥にトイレあり)という小屋が出てきます。 ②駒止茶屋~花立山荘(CT:1時間25分) 駒止茶屋を過ぎると、明るい尾根歩きが始まります。右手には塔ノ岳山頂に続く表尾根の稜線が見えます。「堀山」というピークを過ぎると一旦下りになり、また登り返すと「堀山の家」です。2026年1月の山火事で全焼した堀山の家。がれきはきれいに片付けられており、仮設のテントで飲み物の提供をしていました。この小屋から左に「二俣」に下る分岐がありますが、ルートが明確でない難ルートです。 堀山の家を過ぎると左右の崩落したヤセ尾根や、急な岩場、そして延々と続く階段が現れます。登山道への火事の影響はほとんど感じられず、道の右側に焦げた木や落ち葉などがわずかに確認できる程度でした。階段を登り続けると、右に「天神尾根」に下る分岐が現れます。さらに登ると「小草平」と名付けられた、両脇にベンチの置かれた平坦な場所が出てきます。しばらく平坦な木道を歩いて息を整えます。 平坦な場所が終わるとまたしても急な階段、そして岩場が出てきます。岩場を過ぎたあたりから展望が開け始め、左には富士山が、右には三ノ塔に続く表尾根が、後ろを振り向くと相模湾の大展望が広がります。空に向かって延々と続く階段を登り切ると、「花立山荘」が目の前に現れます。とん汁やかき氷などの軽食もあり、トイレも整備された山小屋で、富士山の絶景を眺めながら休憩ができます。 ③花立山荘~塔ノ岳(CT:45分) 花立山荘からは標高差数10m、階段や岩場の急な登りが続きます。これを登り切ると、滑走路のようにまっすぐな木道や崩落地に掛けられた橋、岩の間をくねくね歩く道など、丹沢らしい変化に富んだ楽しい山道になります。 さらに20分ほど歩くと、「金冷シ」というT字路に突き当たります。左が鍋割山に向かう鍋割山稜、右が塔ノ岳です。金冷シから塔ノ岳山頂までは約25分、全体的によく整備された木道や階段が続きます。最後の急な階段を登り切れば塔ノ岳の広い山頂に到着します。 塔ノ岳山頂からは360度の絶景が楽しめます。東京や横浜、千葉などの市街地や、相模湾、丹沢や箱根の山々、そして雄大な富士山。晴れていれば南アルプスも見ることができます。また、山頂にある尊仏山荘は宿泊や休憩もでき、有料トイレもあります。 ④塔ノ岳~大倉(CT:3時間30分) 塔ノ岳から大倉まで、登ってきた道を戻ります。尾根の上部は最高の下山道。目の前に広がる相模湾や秦野の市街地、箱根の山々などの大展望に向かって下ることができます。後半は樹林帯の中の道で展望は少なめです。岩場や階段などを延々と下ることになるので膝を傷めないように注意が必要です。雑地場の平の分岐を直進し、大倉高原テントサイト経由で下りました。数年前にかつてあった古い小屋は取り壊され、新しいトイレやデッキなどが作られ、明るい雰囲気になっていました。 【感想】 大倉尾根コースのキツさは、国内に数多ある登山コースの中でも最高レベルだと思います。今回は久しぶりの登山ということもあり、最後の登りで太ももがつりかけました。ですが、そんなキツさを吹き飛ばすほどの魅力があります。登山道や山頂からの眺望の良さ、美しい木々に囲まれた登山道、歩きやすく整備された道、山小屋やトイレなど充実した設備。やはり大好きなコースだと再認識した山行でした。 ゴールデンウィーク中の大倉尾根は大変な賑わい。駐車場は早朝からほぼ満車、登山道でもたびたび渋滞が発生していました。昼前に下山すると県営の駐車場も満車になっているほどの人気ぶりでした。土日祝に登られる方は早めの到着をお勧めします。 最後に、焼失した堀山の家の一日も早い再建をお祈り申し上げます。 【チャプターリスト】 0:00 オープニング・アクセス・コースの概要 2:28 大倉~見晴茶屋 7:53 見晴茶屋~堀山の家 13:13 山火事について~堀山の家~花立山荘 18:04 花立山荘~塔ノ岳 22:26 塔ノ岳山頂 24:17 下山・エンディング 【BGM】 Song1,2,9,10 : from hotaru sounds(http://www.hotarusounds.com) Song3,7 : from MATSU(   / @matsubgm  ) Song4,5,6,8 : from YouTube Audio Library Last Song : Roman Müller - Easy Life (Vlog No Copyright Music) 【YAMAP活動記録】 https://yamap.com/activities/47878693 #塔ノ岳 #大倉尾根 #丹沢 #山火事 #堀山の家

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