6代目三遊亭圓生『山崎屋』-rakugo-

山崎屋の番頭さんは、堅い堅いと思わせて、酸いも甘いも嚙み分けた、とんだ策士。 若旦那と惚れた花魁が一緒になれるよう、尽力いたします。 この録音の監修をした狂言作家宇野信夫によれば、圓生師はこの噺が好きで、二十代から演りはじめ、ようやくものになったのは五十代になってから。 「舌先三寸で、父親、番頭、若旦那をこれだけクッキリと移すことのできる芸人は、当代では圓生だけです。出入りの鳶の頭がまた生き生きとして居ります。いかにも江戸時代にこうした頭がいたような気がします」 末尾の圓生師の解説に出てくる、番頭かぶりで「つく」のでいっしょにはできない噺はこちら。    • 6代目三遊亭圓生『百年目』-rakugo-