黒い晩餐会
重厚な扉が開いて 一族の晩餐が始まる 遺言書を待ちわびる顔は 死肉を漁る犬のよう 私を見下すその視線 今日で最後と知りもせず 泥水を啜らされた日々の 利息をたっぷり返すわ さあ聞きなさいその名前を すべてを手に入れるのは私 血の気が引いていくあなたたちの 無様な顔がたまらない グラスの赤いワインは おまえたちの流す血の味ね 震える手で弁護士を責めても 書かれた文字は裏返らない 欲の皮が突っ張った仮面が 音を立てて崩れていく おねがいだとすがりつくなら 靴の裏でも舐めなさい 這いつくばるその姿こそ この食卓のメインディッシュ さあ咽び泣け絶望に 哀れな虫けらたちの宴 腹の底からこみ上げる 黒い笑いが止まらない この豪華な屋敷は今日から あなたたちの冷たい墓標 愛だの絆だの 反吐が出るような嘘ばかり 最後に笑うのは 一番毒を抱いた女 さあ聞きなさいその名前を すべてを手に入れるのは私 血の気が引いていくあなたたちの 無様な顔がたまらない グラスの赤いワインは おまえたちの流す血の味ね ふふふ... あははははっ!
