通りすがりのモブ

『通りすがりのモブ』 さようなら きっと僕は 運命の人じゃなかったんだね 君の未来に 僕の居場所は 最初からなかったんだね 何度も描いた 二人の明日は 風にさらわれて消えていく ありがとう 君と過ごした日々は 嘘じゃなかったと信じたい ありがとう きっと僕は 通りすがりのモブだったんだね 君の物語の片隅で 名前も残せずに終わるけど 君が笑える未来なら それだけでいいと思うよ さようなら もう振り返らないよ 涙は今日で終わりにする 君がくれた 優しさだけは 胸の奥で生き続けるから ありがとう 出会えた奇跡だけは 誰にも消せはしないから ありがとう きっと僕は 通りすがりのモブだったんだね それでも君を 愛せたことだけは 僕だけの主人公だったよ さようなら── 君の幸せを願ってる。