The Ice Wall (Acoustic)

ねえ 本当は誰より触れてほしかったのに 冷たいふりだけ上手になってしまった 心に積もる雪を誰にも見せられなくて 私は今日もまた笑って隠している 放課後の窓に映る知らない誰かみたいな顔 「大丈夫」その一言だけで何度も自分を閉じ込めた 傷つくのが怖いから先に距離を作った 近づいてほしい気持ちまで遠ざけながら 強くなりたかっただけ 誰にも期待しなければ痛くならないと思った 壊してよ この氷の城壁を ひとりで生きられるほど私は強くない 本当はずっと名前を呼んでほしかった 凍った心の奥で助けを待っていた 優しさは時々眩しすぎて苦しくなる 信じたい気持ちほど簡単に裏切られるから だけど君の言葉だけ何故か消えなくて 閉ざした世界の中へ光が差し込んだ 冬の空の向こうに春があるみたいに 人を好きになることも少しだけ怖くなくなった 壊してよ この氷の城壁を 弱さも孤独も全部隠さなくていいように 本当の私はまだうまく笑えないけれど 君がいるその未来を信じてみたいんだ 壊してよ この氷の城壁を 長い冬の終わりへ 歩き出せるように 溶けていく雪の音を静かに聞いている 少しだけ温かい風が胸を通り過ぎた