君が笑った夏

Oh... Oh... チャイムが鳴った教室に 夕陽が少し残ってる ノートを閉じる君のこと 窓際から見ていた 廊下ですれ違うだけで 何も言えなくなるくせに 帰り道で会えるように 少しゆっくり歩いた 名前を呼べば それだけでよかった だけど心は もう少し先を見ていた 君が笑った あの夏の日を 今でも時々 思い出す 言えない「好き」が 胸を叩いて 自転車のベルにまぎれた 振り向いた君の その笑顔で 世界は少しだけ眩しかった あの日の僕らは 何も知らずに 恋をしていた 部活帰りの校庭に 長い影が伸びていた 友達と笑う君の声 風に乗って聞こえた 短いメールの返事でも 何度も画面を見返した 次に会えたら話そうと 言葉ばかり考えた 近づくほどに 遠く感じてしまう 変わらない日々も 大切に思えていた 君が笑った 帰り道には 夕暮れの風が吹いていた 話したいこと 増えてゆくほど いつもの僕に戻ってた 何気ない君の ひと言だけで 明日は少しだけ輝いた あの日の僕らは 答えも知らず 恋をしていた もしもあの日に戻れたなら うまく話せる気がするけど 言えなかった言葉もきっと 僕らの夏の一部だから 青い空も 帰り道も 初めて知った胸の高鳴りも 全部そのままでいい あの日の君に ありがとう 君が笑った あの夏の日を 今でも時々 思い出す 言えない「好き」が 胸を叩いて 自転車のベルにまぎれた 振り向いた君の その笑顔は 今でも心に残っている あの日の僕らは 何も知らずに 恋をしていた Oh... 君が笑った夏 Oh... 恋をしていた