夜を裂く翼|Wings Through the Night

「満たされないままでいい。」 孤独も渇きも抱えたまま、それでも前へ進むための歌。 【夜を裂く翼】 眠らない街の灯りが 僕の影を引き伸ばす 誰にも言えない傷跡を ポケットの奥に隠して 理想ばかり追いかけて 現実に殴られた夜も 消えない衝動だけが まだ胸の奥で暴れてる 正しさなんて 誰が決めるんだろう 欲望も罪も 消えはしないだろう 飛べるなら この渇きも連れていく 満たされないままでいい それすら美しいから 風に散った羽根さえ まだ捨てられないまま 夜を裂いて 風を裂いて まだ見ぬ空へ 透明な夢の裏側で 誰かが静かに泣いていた 救われたいと願うほど 深く沈んでいくのに 孤独さえ愛おしくなる 諦めかけたその時に 雑踏の向こうから 君の声が聞こえたんだ 間違いだって 笑われたっていい 僕らは僕らの 答えを探してる 飛べるなら この世界ごと連れていく 失った昨日さえ 抱きしめながら 向かい風を受けるたび 強くなる翼だから 夜を越えて 傷を越えて 朝焼けの方へ 引き返せない夜の先 正解なんて見えなくて 何度も何度も 壊れてしまった それでも それでも 消えなかったんだ 君と見た空だけは 飛べるんだ この痛みも連れていく 涙も迷いも全部 抱きしめながら 向かい風を受けるたび 僕は僕になれたから 夜明け前の空に今 僕らの孤独を照らせ