【歌】弱いから吠える犬 / モカラコ

歌詞です↓ 君がいたのは栗の木の下 みかん箱の中で泣いていた 覚えていないだろうけど 君は目さえ開いてなかった 11歳の夏の夕方 君は我が家にやってきた 僕らになかなか慣れない君は 戦う姿勢で小さく吠えた 弱いから吠える犬 僕に吠え方を教えてくれたね 「弱いのに吠えなかったらただの犬じゃないか」って 君は僕に吠え方と 戦い方を教えてくれた 飼い主に似るというけれど まさに君は優秀じゃなかった 名前を呼んでもきやしなくって 芸のひとつも覚えなかった 14歳の春先だった 僕は泣いて家に帰った すると君は呼んでもないのに 僕のそばにきて寝そべった 弱いからやさしい犬 泣いてもいいと教えてくれたね 「悲しいのに泣かなかったらただの犬死にじゃないか」って 君は僕に泣き方と 寄り添い方を教えてくれた 競争に疲れた僕は いろんなことを諦めていた ふと横を見てみれば 君は暢気に居眠りするだけ 19歳の秋口だった 僕は都会に出ることにした 君は散歩だと勘違いして 尻尾を振って喜んでいた 弱いけど無邪気な犬 楽しい生き方を教えてくれたね 「負けたくらいで落ち込んでたらただの負け犬じゃないか」って 君は僕に生き方と 笑い方を教えてくれた 母さんから連絡があった 君がそろそろ死にそうだって スマホを通して声をかけたら 君は僕を探していたね 26歳の冬の夜 君は静かに逝ってしまった 僕は教わったやり方で 大声だして泣いたんだ 弱いから吠える犬 僕に吠え方を教えてくれたね 「弱いのに吠えなかったらただの犬じゃないか」って 君は僕に生き方と 笑い方を教えてくれた