練習しているのに動きが変わりにくい理由|運動学習の入口
毎日フォームを意識している。 動画を見て練習している。 指導者からアドバイスも受けている。 体幹トレーニングもしている。 柔軟性も高めている。 胸郭や骨盤の動きも意識している。 それなのに、いざ競技になると、前と同じ動きに戻ってしまう。 投げる時に腰が反る。 打つ時に身体が早く開く。 走る時に左右へぶれる。 泳ぐ時に呼吸や姿勢が崩れる。 こういう経験はありませんか? 今回の動画では、「練習しているのに、なぜか動きが変わりにくい理由」を、理学療法士と公認心理師の視点から、運動学習の入口として整理します。 最初に大切なのは、動きが変わらないからといって、努力不足とは限らないということです。 もちろん、練習量が必要な場面はあります。 ただ、練習しているのに変わりにくい時は、努力の量だけでなく、練習の条件、フィードバックの受け方、注意の向け方、競技場面へのつなげ方を見る必要があります。 この動画では、以下の内容を扱います。 ・「知っている」と「動ける」は何が違うのか ・ゆっくりできる動きと、競技中にできる動きの違い ・フィードバックを受けすぎると動きにくくなることがある理由 ・身体の内側と外側、注意の向け方の使い分け ・練習条件が本番と違いすぎる時に起こること ・同じ練習だけで終わらせない考え方 ・プランク、柔軟性、回旋を競技動作へつなげる方法 ・練習テーマを一つに絞る実践例 ・身体が早く開く選手への運動学習的な見方 ・指導する側ができるフィードバックの工夫 今回のポイントは、練習量を否定することではありません。 大切なのは、練習を「ただの反復」で終わらせず、動きを変えるための学習として設計することです。 どの条件ならできるのか。 どの条件で崩れるのか。 何を一つだけ変えるのか。 どのタイミングでフィードバックを受けるのか。 競技場面へどう近づけるのか。 こうした視点で見ると、練習しているのに動きが変わりにくい理由を整理しやすくなります。 痛みや強い違和感がある場合は、無理に練習を続けず、医師や理学療法士などの専門職へ相談してください。 この動画は一般的な教育目的の情報です。 このチャンネルでは、理学療法士と公認心理師の視点から、身体、脳、心、学び方を、できるだけわかりやすく整理しています。 役に立った方は、チャンネル登録・高評価をしていただけると励みになります。 「練習しているのに動きが変わりにくい」と感じた経験があれば、コメントで教えてください。 今日の内容を文章で整理した記事は、noteにまとめていきます。 無料動画では考え方の全体像をお話ししていますので、必要な方だけ参考にしてください。 【参考文献・情報源】 ※この動画では、運動学習、注意の向け方、フィードバック、コアトレーニングから競技動作への転移に関する研究を参考にしています。 ※一週間の練習例や動画記録の方法は、研究で直接確立された公式手順ではなく、練習を整理するための実務的な例です。 Wulf G, Lewthwaite R. Optimizing performance through intrinsic motivation and attention for learning: The OPTIMAL theory of motor learning. Psychonomic Bulletin & Review. 2016. https://doi.org/10.3758/s13423-015-09... 要点:運動学習には、期待、自律性、外的注意焦点などの動機づけ・注意の要素が関わると整理されています。 Chiviacowsky S, Drews R. Effects of Generic versus Non-Generic Feedback on Motor Learning in Children. PLOS ONE. 2014. https://doi.org/10.1371/journal.pone.... https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles... 要点:フィードバックの言い方が、子どもの運動課題のパフォーマンスや学習に影響し得ることが示されています。 Dong K, Yu T, Chun B. Effects of Core Training on Sport-Specific Performance of Athletes: A Meta-Analysis of Randomized Controlled Trials. Behavioral Sciences. 2023. https://doi.org/10.3390/bs13020148 https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles... 要点:コアトレーニングは体幹持久力やバランスには有効な一方、スポーツ特異的なパワーやスピードへの効果は限定的と報告されています。トレーニングから競技動作への橋渡しを考える参考にしました。 Afonso J, Ramirez-Campillo R, Moscao J, et al. Strength Training versus Stretching for Improving Range of Motion: A Systematic Review and Meta-Analysis. Healthcare. 2021. https://doi.org/10.3390/healthcare904... https://www.mdpi.com/2227-9032/9/4/427 要点:可動域改善はストレッチだけでなく、筋力トレーニングでも起こり得ることが整理されています。柔軟性を競技動作へつなげる考え方の参考にしました。 #運動学習 #スポーツ動作 #練習方法 VOICEVOX Nemo

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