逃げない祈り /朱乃&白乃

劇場版あかしろ神社【外典】BEGINNING 第九章「三つ目の祈り」主題歌 作詞:あかしろ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 【歌詞】 声を出せば 何かがこぼれる そんな朝を 誰も見ていた 呼びたいのに 呼べないままで 胸の奥だけ 熱を持った 小さな声が 眠っている 名前になる前の やわらかな音 間違えたら 壊れそうで 誰もが息を ひそめていた 黙ることで 守れるなら こんなに痛くは ならなかった 言えないままの 願いだけが 夜の端で 積もってゆく 救うための声と 失くしたくない声が 同じ場所へ 向かえないまま 震えていた 逃げない祈りを ここに置くよ 綺麗な答えじゃなくていい 変わってしまうものの奥に まだ残る熱を 見つめていたい 憎まないと 言えるほど 強くなんて ないけれど それでも背を向けないことを 祈りと呼ぶなら 私はここにいる 戻るものが 同じ形で 戻らないことを 知ってしまった それでもただ 冷たいものに なってほしくは なかった 受け入れるって 優しい顔で 誰かの心を 縛る言葉 そんなものだと 分かっていても 選ばないでは いられなかった ひとつめは 呼ぶため ふたつめは 受けるため 最後のひとつは 失ったあとも 見失わないため 逃げない祈りを ここに置くよ 正しいだけじゃ 届かないから 変わってしまうものの奥に まだ残る光を 探していたい 許せないと 泣くことも 許したいと 願うことも 同じ胸の中にあるなら その矛盾ごと 明日へ連れてゆく 美しいものに しないで 悲しいだけにも しないで 救いという名で 隠さないで 犠牲という名で 終わらせないで 失うことを 知ったまま 迎えることを 選ぶなら それは祝福じゃない それは罰でもない 続いていくための 痛みを抱いた祈り 逃げない祈りを ここに置くよ 綺麗な答えじゃなくていい 変わってしまうものの奥に まだ残る熱を 見つめていたい 救いたいと 願う声 消えたくないと 震える声 どちらも捨てずに進むなら この苦しさごと 祈りに変えてゆく 声を出せば 何かがこぼれる それでもまだ 背を向けない 逃げない祈りを 胸に置いて まだ ここにいる