セイレーン / nyanyannya(大天才P)- SynthV Yuma & Ayame

噤む想いを 嘘を 作詞作曲 nyanyannya(大天才P) イラスト 予感子 歌唱 Synthesizer V AI Yuma & Ayame    • 【ボカロ】リドル・マーメイド (SynthV Yuma)【Voccaloid Syn...   • 【ボカロ】リドル・マーメイド (SynthV Yuma)【Voccaloi... ※このシリーズのプレイリスト    • ボカロ曲 Vocaloid songs / nyanyannya(大天才P)   • ボカロ曲 Vocaloid songs / nyanyannya(大天才P) ※ボカロ曲のプレイリスト 🎙カラオケ音源 https://club-majesty.booth.pm/items/3... ◆◆◆シリーズについて◆◆◆ 短い文章と音楽作品の組み合わせで展開される鉛姫シリーズ「リドル・マーメイド」は心象世界カドワナルカにあるホストクラブ「マーメイド」のホスト「乃愛」の活動を追うことで物語が展開されていきます。音楽作品はそれぞれ彼が対峙した妖怪(あやかし)と呼ばれる女性客をモチーフに描かれ物語に奥行を追加してくことになるでしょう。 ◆◆◆ストーリー導入文(フレーバーテキスト)◆◆◆ 最終列車を見送った。 それが今日の役務を終える合図であるにもかかわらず、 私はその腕を止めることを許されてはいなかった。 正面に見える小劇場の看板には、変わらず美青年のピエロのポスターが、満月に照らされて微笑んでいる。 大量の複製が作られたというあの綺想フヰルムだ。 特別な体験が安売りされている。寂しいことだ。昔はそんなことはなかったのに。 不意に駅舎から一人の青年が降りてきた。どこかで見覚えがあったが、乗客ではなさそうだ。 第一に、勤め人ではなかろう。あのような風紀紊乱を体現したような風体では。 青年は何を思ったのか、月を仰ぐと劇場へと消えていった。 ――そうだ。あれはいつかの早朝、巣作りの鳥に目をつけられて気が気でなかったから覚えている。 あの日は一組の男女が、列車に乗る前に別れを惜しんでいた。その男だ。 万事定刻通りが常の我々は、いつもと違うことがあると覚えているものだ。 例えば、普通と違うその二人の関係とか。 客としてしか見ていない男に、夢を語る女。 同じことを話しているのに、一寸ずつずれていって、最後には全く話が噛み合っていない。 といっても……私の歯車も近頃ではそうだがね。 寂しいことだ。昔はそんなことはなかったのに。 リドル・マーメイド 傍観する奇械仕掛けの駅舎時計 より ◆FANBOX(支援) https://nyanyannya.fanbox.cc/ ◆Discord   / discord