UNISON

息を合わせた瞬間に 夜の奥まで震え出す ひとつじゃない でも離れない 音が音へと火を移す 走れ まだ足りない 鼓動ごと巻き込め 冷めた街の底まで 熱を叩き込め 揺れる影 抜ける風 全部ここに寄せろ 迷いなら置いていけ 今だけを尖らせろ 重なるたび速くなる ほどけるほど強くなる 声と光 息と熱 バラバラなまま ひとつになる 鳴り止まない理由なら 胸の奥で燃えている ぶつからない 奪わない ただ同じ空へ伸びていく 響け 響け もっと深くまで この声が裂いた夜を越えて 鳴れ 鳴れ もっと遠くまで 心臓のリズムまで連れていけ 重なって 高まって 限界の先で光って 誰のものでもない音で 今 世界を揺らせ 速く さらに速く 息継ぎさえ削って 言葉の隙間に火花を詰め込んで 跳ねる熱 切れる線 まだまだ上げていけ 静寂を追い越して 景色ごと塗り替えろ 叫べば空気が割れる 鳴れば視界が開ける 追いかけるんじゃない 並んで同じ未来へ駆ける 違う色で燃えるほど 輪郭まで鮮やかになる 混ざらない 消えない でも確かにひとつになる 響け 響け もっと深くまで この声が裂いた夜を越えて 鳴れ 鳴れ もっと遠くまで 心臓のリズムまで連れていけ 重なって 高まって 限界の先で光って 誰のものでもない音で 今 世界を揺らせ ひとつの息が道を作る ひとつの声が熱を宿す 離れていても 同じ速さで この瞬間を燃やしている 響け 響け もっと深くまで この声が裂いた夜を越えて 鳴れ 鳴れ もっと遠くまで 心臓のリズムまで連れていけ 重なって 高まって 限界の先で光って 声と音が溶け合う場所で 今 世界を揺らせ 息を合わせた瞬間に 夜の奥まで震え出す ひとつじゃない でも離れない まだ鳴っている まだ燃えている