不可触領域

合図なんて出してない それでも揃っていく視線 理由を探すその時間も ここでは意味を持たない 余白のままの空間に ひとつ 影が落ちるだけで 流れはゆっくりと 形を変えていく 説明はいらない ここにあるものだけでいい 気づいたなら それでいい 遅いかどうかも 関係ない もう決まってる ここから先は変わらない 触れられない領域で すべてが整う 選ばせない その前に終わってる この静けさごと 受け入れればいい ならされた言葉たちが 足元で崩れていく 新しくもない景色に 価値を置く必要はない 近づくほど遠くなる その距離が答えになる 無理に埋めなくていい 最初から空いている 測らなくていい 数字も意味も超えてる 見えてるものだけが すべてじゃない もう動かない ここで固定されている 曖昧なままでも 揺るぎはしない 抗わないで 形はすでにある この沈黙まで 理解しなくていい 言葉にした瞬間 軽くなるなら 最初から 必要ない もう決まってる 始まる前から同じだ 越えられない線の上で すべてが揃う 選択じゃない 最初から一つだけ この場所に立つ意味を ただ 見ていればいい