中国サイトに日本の警察制服出品 出品者「本物から複製した」 現役警察官は困惑【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2026年1月13日)
日本と中国の対立が長引く中、中国のショッピングサイトで日本の警察や自衛隊の制服とみられる商品が出品されている実態が明らかになりました。番組が出品者に取材をすると、本物を基に作ったなどと、驚きの回答が返ってきました。 ■「本物から複製した」出品者 通訳 「これが警視庁の刃物を防げるベストです」 中国のショッピングサイトに出品されていた、防刃チョッキ。タグには「警視庁・装備品」や「令和7年度」といった日本語が書かれていて、警察官とみられる3人の写真も掲載されています。 通訳 「(Q.これは58元ですか?)そうです。日本円で1414円くらいになります。こちらは買われた方のコメント、評価になりますね」 「(Q.買われた件数は?)今41件です」 他にも、警察官の帽子や制服など、さまざまな商品が出品されていて、商品を評価するページには、購入者が警察の制服一式を着て撮影した写真も投稿されていました。 警視庁の警察官がかぶっている本物の帽子と、出品されている帽子を比べてみても、見た目では見分けがつきません。番組が出品者に話を聞くと、本物を基に複製していると出品者は回答しました。 番組 「これは本物ですか?」 出品者 「複製品です」 番組 「本物と似ているが、どうやって作った?」 出品者 「本物から複製したものです」 複製品だという写真を、現役の警察官に見てもらうと…。 「たとえ複製品だとしても、これを着て歩かれたら、現役の警察官でも見抜けないほど精巧に作られている。さらに、不審に思っても同僚を職務質問はしにくく、対応が難しい」 ■ロシア海軍ベレー帽も出品 同じサイトには、本物とうたう、こんな商品も…。 通訳 「(Q.ロシアの何のベレー帽?)海軍です」 「どうやってロシア軍からこの商品を入手したか問い合わせてみます」 出品者に入手ルートを尋ねると、すぐに返信がありました。 「すみません、教えられません。どんな形でもインタビューは受け付けられません」 インタビューを申し込まれることを察知したのでしょうか?出品者が先に断りをいれてきました。 通訳 「こちらはインタビューと言ってないのにインタビューと言ってるからびっくりしました」 「(Q.もう、やめた方がいいですかね?)うーん、そうですね…ちょっと怖い。やめていいですか?」 「(Q.やめましょう)怖い」 中国で堂々と出品されている軍や警察でしか手に入らなさそうな代物。別のサイトには、「本物」とうたう、海上自衛隊の備品が出品されているのも確認できました。 こうした現状について、防衛省と警察庁は次のようにコメントしています。 防衛省 「一部のオンラインマーケットにおいて、自衛官の制服とみられる製品が出品されていることは承知しております。定期的に各個人ごとの管理状況を確認するなど、引き続き、厳格な管理を行ってまいります」 警察庁 「本物である場合、窃盗や横領となれば、摘発する可能性もあります。引き続き、制服や装備品の保管管理の徹底を、都道府県警察に対して指導していきます」 ■ニセ警官悪用で危険事態も 仮に、出品されている制服が、日本の警察や自衛隊の本物の品だった場合、2つの可能性が考えられると専門家は指摘します。 元警視庁公安部 松丸俊彦氏 「10年とか20年くらい前ですけども、管理が甘かった時期があります。(警察の制服を)自分で裁断して廃棄するという時期が一時期あって、今はおそらくそれはないと思うんですが、その古い管理の時代のものがまだ残っている可能性があります。あるいはレプリカといいますか、撮影用に使われたものではないかなと考えています」 こうした制服が日本に持ち込まれ、ニセ警察官がまぎれ込んだ場合、危険な事態を招く恐れも…。 「特別な大きな行事の時に、地方の警察官が東京に集まってきて警備をするような時があります。他の46道府県から来て、いろんな警察官が管内に入りますよね。自分の管内に知らない警察官がいるのが当たり前の状態の時や、検問とか職務質問と称してやってたら、まさに3億円事件なんてそうですけど、見分けがつかない。ですから大変危険だと思います」 もし、警察官を名乗る怪しい人物が、自宅などを訪問してきた場合、どのように対応すればいいのでしょうか? 「まずは警察官の身分を、『所属とお名前を教えてください』と聞いてほしい。それでもまだ疑問点が残る場合は、その所属と名前を聞いた後に、所属の警察署の代表番号に電話してその状況を確認してほしい。不審に思った場合にはすぐ連絡を入れてほしいと思います」 (「グッド!モーニング」2026年1月13日放送分より) [テレ朝NEWS] https://news.tv-asahi.co.jp

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