「センチュリーに乗るということ」。
【センチュリーGZG50とは】 トヨタ センチュリー GZG50型は、日本を代表する最高級ショーファーカーとして1997年に誕生した2代目モデルである。その開発コンセプトは「静粛性と快適性の極致」。企業経営者や要人が後席で心から安らげる移動空間を実現することを使命とし、華美な主張ではなく“品格”を徹底的に磨き上げた一台だ。 搭載される5.0リッターV12エンジン「1GZ-FE」は、日本車で唯一の量産V12。圧倒的なパワーを誇示するためではなく、振動の少なさと滑らかさを追求した結果の選択であり、アクセル操作に対して絹のように滑らかに応えるフィーリングは、この車ならではの魅力である。熟練職人の手によるウールモケット(本車両は本皮革)や本木目内装など、後席中心の設えもまた、日本的なおもてなしの精神を体現している。 2018年には3代目となるUWG60型が登場し、時代に合わせてV8ハイブリッドへと進化した。しかし、自然吸気V12を静かに積み続けたGZG50は、もはや工業製品という枠を超えた“最後の威厳”とも言える存在だ。効率や環境性能が重視される現代において、あえてV12を選んだ時代の余裕と覚悟。その象徴こそが、2代目センチュリーなのである。 【車両概要】 地元のトヨタ自動車ディーラーで購入。ガレージ保管、禁煙車、事故歴・修復歴ともにございません。各種マニュアル、点検整備記録簿、スペアキーあり。点検・車検もディーラーで行っています。 【エクステリア】 ボディーカラーは瑞雲(ずいうん)、5コート(5層塗装)5ベーク(5回焼き付け)の高品位塗装のボディーは新車同様の状態を保っておりキズも見あたりません。バンパーに2箇所ほど、言われなければ気付かないほどの飛び石による小さなダメージが見受けられる程度です。因みに瑞雲とは、おめでたい事の前兆として現れる紫色や五色に輝く美しい雲のことです。瑞雲は、昔からこれから起こり得るおめでたい事や幸運を呼び込むといった意味が込められた、吉兆のシンボルとされてきました。なんて縁起の良いボディーカラーでしょう。また、センチュリーの象徴である鳳凰のエンブレムは、フロントグリル・ステアリングホイール・ホイールキャップに奢られており、まさに工芸品と言っても過言ではないほどの美しさが再現されています。 【インテリア】 上品で可憐な印象のオーキッド色の本皮革シート全席及び天井、計器類、ステアリング、フロアマットに至るまで、キズ・シミなどなく新車同様の状態を保っております。さすが日本を代表する最高級ショーファーカーです。内装一つ一つ取っても、デザインや作りにはため息がでるほど。特に、楽器メーカーYAMAHAに作らせた一枚板のインパネを始めとする本木目内装は眼を見張るものがあります。 【機関・足回り】 機関・足回りとも問題ございません。雨の中を1回も走ったことがないことを証明するがごとく、下回り・タイヤハウスとも汚れも見られません。タイヤは4本ともYOKOHAMA RADIAL390 225/60R16(2016年44週) 、もちろん山は充分あり、ヒビなども見られません。卓越の乗り心地を実現しているエアサスは、状況に応じてノーマルとハイが選べる車高モード(オートレベリング機能)が付いています。 【オプション】 計器盤:本木目+本革巻きステアリングホイール97,200円 本皮革シート345,600円 トランクマット10,800円 【主な快適装備】 ・クローザー機能付きリアドア及びラゲージドア ・リアシート:コンフォータブル・エアシート、リフレッシングシート(バイブレーター) ・前倒四季ヘッドレスト&オットマン機能付助手席シート ・シアター・サウンドシステム〈DVDナビゲーション付デュアルEMV〉 ・リアアームレスト内蔵コントロール機能(パワーシート・シート空調・エアコン・オーディオなど) ・本木目スライドドア・電動ポップアップ収納ボックス ・読書灯・バニティーミラー センチュリーの成り立ちは、他のラグジュアリーカーとは一線を画します。 それは「豪華さ」を競うためではなく、「止まらないこと」を前提に生まれたクルマだからです。 搭載されるV12エンジンは、6気筒を二つ組み合わせた構造思想。電装系・燃料系統も左右バンクで極力独立設計がなされ、万が一片側に不具合が生じても、もう片側で走行を継続できる思想が込められています。 要人を乗せる車に“止まる”という選択肢はない。そこには明確な使命があります。 その思想はデザインにも表れています。 黄金比を基に構成された水平基調の前後対称フォルム。過度な装飾は排し、静けさと威厳のみで存在感を示す佇まい。自己主張ではなく、乗る人の格を映し出すための造形です。 そしてセンチュリーは、民間人が手にできる唯一の“御料車思想”を持つ車。実際に国賓送迎や政財界トップの移動を担ってきた背景が、その格を裏付けています。 どんな車にも成り立ちと役割があります。 しかしセンチュリーほど、その「使命」が明確な車は多くありません。 それは速さを誇るための車ではない。 豪華さを誇示するための車でもない。 日本の頂点に立つ人を、静かに、確実に、そして絶対に守り届けるための車。 センチュリーとは、思想そのものが形になった存在なのです。 「他のクルマにはない魅力に惚れて購入しました」というオーナーさん。しかし、事情により手放すことを決心されました。 もう二度とこのようなセンチュリーGZG50は出てこないでしょう。 センチュリーに乗るということは、ただ高級車を所有するというよりも、日本が丁寧につくり上げた“特別な一台”と静かに向き合うことに近いのかもしれません。日本で唯一の量産V12エンジンを積み、17年間大きく姿を変えずに生産されたこのモデルは、流行を追わず完成度を磨き続けた存在です。 3代目がハイブリッドへと進化した今、自然吸気V12を備える2代目はますます貴重な存在になりつつあります。なかでも新車同然の個体は年々少なくなっていくでしょう。深い静けさとやわらかな走り心地に包まれる時間は、忙しい日常をそっと和らげてくれるはずです。それは移動のためだけではない、心を整えるための贅沢。そんな価値を、これからも静かに伝えていく一台です。 ※ご購入の際は、自動車税の月割り額、リサイクル料のご負担はございません。 詳細はこちら https://mobitoko.com/car/441/

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