【上野千鶴子】「わたし」からはじまるフェミニズム 「The personal is politicalー個人的なことは政治的なこと」個人の悩みを変えていく「武器」としてのフェミニズム

#フェミニズム、#ミソジニー、#当事者研究、 親子関係、進学、就職、結婚、育児、家庭生活、仕事など、私が遭遇してきた困難はすべてフェミニズムと関連するのではないか? と気づいた私が、そう気づかせてくれた上野千鶴子さんにお話を伺いました。 『女ぎらい』(朝日文庫)『上野先生、ゼロからフェミニズムについて教えてください!』(田房永子さんとの共著。大和書房)『情報生産者になる』(ちくま新書)など上野さんの数々の著作は、私の当事者意識を覚醒させ、おかしいことに疑問を持ち「No」と言う勇気をくれました。 「The personal is politicalー個人的なことは政治的なこと」というフェミニズムのスローガンのように、個人の経験は社会の問題と密接につながっています。家族の中の関係や雇用制度の問題、セクハラや性被害、中絶、ホモソーシャルな組織文化など、個人に降りかかる出来事は実は政治的な問題でもあるのです。 フェミニストの対義語はセクシスト(性差別主義者)だそうで、そう考えると男女問わずほとんどの人がフェミニストであるはずです。先人たちの奮闘によって、数十年前と比較すると社会の状況も意識も変わってきつつありますが、まだまだ根強く残る「ミソジニー」(上野さんは『女ぎらい』の中で「ミソジニー」を男性にとっては女性蔑視、女性にとっては自己嫌悪と述べています) 「ミソジニーな社会なんて嫌なんだよ!」と感じる私自身の中にもきっとまだまだミソジニーな意識が眠っているのだと思います。そうした現実から目を背けずに直視し、現実を変えていく。そんな覚悟をくれた上野さんのご著書は、私にとっては「闘うための武器」であり「実用書」でした。 「あなたはあなたの専門家。自分の問題は自分で解くしかない」と語る上野さんは、当事者学のパイオニアでもあります。当事者研究の魅力を知り学びつつある私は、今回上野さんが示してくれた「啓蒙や普遍性はあなたには使えないかもしれない」という言葉にも新たな気づきをもらいました。 「どこで生まれたものであれ、使えるものはなんでも使えばいい」と語ったというガヤトリ・スピヴァクに、その言葉を共有財産にしてくれた上野さん。そしてその上野さんから闘う勇気と楽しさを感じとった私。こうした継承を絶やさず、未来に残していくために今後もフェミニズムを学んでいきたいです。 「実用書」としての上野さん著作や、上野さんが理事長を務めるウィメンズアクションネットワーク(WAN)はきっとあなたにも闘う勇気をくれるはずです(私は本インタビュー後、すぐにWANに入会しました) 「自分の問題を自分で解いていきたい」「女も男ものびのび生きられる社会で生きたい」と感じる方は、ぜひ併せて下記をご覧ください! ◆認定NPO法人 ウィメンズアクションネットワーク(WAN) https://wan.or.jp/ ◆上野千鶴子さん著『こんな世の中に誰がした?  ごめんなさいと言わなくてもすむ社会を手渡すために』(光文社) https://amzn.asia/d/iOUG0q8 ◆上野千鶴子さん著『女ぎらい』(朝日文庫) https://amzn.asia/d/0wHlE52 ◆上野千鶴子さん著『情報生産者になる』(ちくま新書) https://amzn.asia/d/gfF0S41 ◆上野千鶴子さん、田房永子さん著『上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!』(大和書房) https://amzn.asia/d/iZbD3hi

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フェミニズム入門
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