パスワード

From THE Archive DNA SEVEN「パスワード」 2007年。 ぶもちゃんさんのバンド【M.I.W】の楽曲を土台に、演奏はそのまま残しながら、歌詞と歌のメロディーをすべて僕が書き換え、DNA SEVENの新曲として生まれたのが、この「パスワード」です。 同じ演奏から、まったく異なる二つの歌が生まれる。 当時としては、僕たちにとってもかなり新しい試みでした。 この頃のDNA SEVENは、月に10本近いライブを行いながら、わずか半年で10曲ものレコーディングを進めていました。 次のライブ。 次の新曲。 次のレコーディング。 立ち止まって、自分の書いた歌詞を深く読み返す余裕など、ほとんどなかったように思います。 そして19年後。 改めてこの曲を聴き返して、僕自身が驚きました。 「僕の扉を開けるパスワード」 「無果汁な日々」 「自分で築き上げてきた模範解答」 「日常より、造られた映画の方がワクワクするのが悔しい」 恋愛に一歩を踏み出せない青年の歌に見えて、その奥には、自分で作った正解に縛られ、自分の人生に参加できずにいる人間の姿が書かれていました。 あれほどライブをしていたのに。 あれほど曲を作っていたのに。 心のどこかでは、まだ本当の自分を曝け出せず、もっと根源的な自由を探していたのかもしれません。 歌詞の最後では、忘れてしまったパスワードを思い出すのではなく、 「扉をこじ開けろ」 と歌っています。 正しい答えが見つかるまで待つのではない。 少しの勇気で、今すぐやれることから始める。 もしかすると、行動することそのものが、扉を開けるパスワードだったのでしょう。 2007年の僕は、そこまで理解して書いていたわけではありません。 ただ、作品の方が、作者よりも先に僕の本質を知っていた。 そして2026年になった今、ようやく僕自身が、この歌詞の意味に追いつき始めました。 2026年9月26日 M.I.WとDNA SEVEN。 二つのパスワードを同時に入力して、BUMONESの新しい扉を開く。 そんな瞬間になるはずです。 この曲は、過去から発掘した懐かしい音源ではありません。 19年前の僕が、未来の自分へ残していたパスワードです。 【Title】 パスワード 【Artist】 DNA SEVEN 【Archive】 Recorded around 2007 【Credits】 Lyrics:Naoki Music:HIROAKI Arrangement:DNA SEVEN #DNASEVEN #オリジナル曲 #Rock #ArchiveAudio