冬の星座と、消えた約束

白い息が夜にほどけて あなたの名前を連れて消えた 指先にはまだ残ってる 最後に触れたあの温度だけ 言葉じゃ埋められない距離に ふたりは少しずつ沈んでいった 「また会おう」と笑った瞳が 嘘みたいに滲んで揺れた 冬の星座と、消えた約束 空に浮かんだ光だけが 私を置いて進んでいく 手を伸ばしても届かないまま 凍えた心を抱きしめて 今夜も歩き出せずにいる 聴こえるのは雪を踏む音 ひとりで歩くには寒すぎるよ あなたの横で笑っていた 昨日をまだ捨てられなくて あの日見上げた同じ星を 今は別々の場所で見てる 触れることがなかった未来を 胸の奥でそっと数えてる 冬の星座と、消えた約束 どこにも行けない想いだけが 時を止めたように凍りつく 忘れようと願ってみても あなたの声がまだ 遠くで呼びかけている どうして人は 失ってからしか 大切を知れないんだろう もしもあの日に 戻れるのなら ひとことの「行かないで」を あなたに伝えたかった 冬の星座と、消えた約束 夜空の奥に落とした涙が きらり、星みたいに光ったら もう一度だけあなたに 届く気がしてしまうから 前に進めないままなの 星が流れても 願いごとは言えないまま。 #音楽 #music #MV