【Petite Sœur】蝕物園

星環プロダクション所属ユニット「Petite Sœur」のオリジナル楽曲です。 AI技術を創作ツールとして活用し、 物語・音楽・アートワークを制作しています。 Title:蝕物園 Artist:Petite Sœur 【歌詞】 かすみ草の温室で 白い花が揺れていた 百合の回廊には 月明かりだけが落ちていた 鈴蘭の鐘が鳴るたび 夜は少し深くなる かすみ草の温室で 白い花が減っていた 昨日と同じ景色なのに 何かひとつ足りてない 百合の咲いた回廊で 花びらだけが残ってる 誰も見ていない間に 花はどこかへ消えていた 鈴蘭の鳴る小径には 影だけが立っていた 振り返ると消えるのに 少しずつ近づいてる 数えるたび減ってゆく 名前のない花たち 誰が摘んだの? 誰が呼んだの? 月だけが知っている ここは蝕物園 花を食べる夜の庭 月下美人が眠るころ 何かが静かに歩いてる ここは蝕物園 名前のない来園者 百合の隣に立ちながら 何も言わず笑ってる 瑠璃唐草の青い海 そこだけ風が吹かない 藤のカーテン揺れるたび 花の数だけ減っていく 金木犀の香りだけ 夜の奥へ消えていく 椿は俯き 薔薇は眠り 勿忘草は目を閉じた 残った花はもう 帰る道を知らない ひとつ またひとつ 花が消える 誰も気づかないまま ここは蝕物園 誰も帰らぬ植物園 椿も百合も鈴蘭も 静かに夜へ溶けていく ここは蝕物園 月だけが見ている庭 かすみ草の白い海に 足跡だけが残ってる かすみ草が揺れました 百合がひとつ俯きました 鈴蘭の鐘が鳴りました そのあとを 知る花は もうどこにもありません