澄音 - 春宵香雨 / Fragrant Rain on a Spring Night

春宵の雨、白檀の香、薄紅に沈む恋 橋の向こうで笑った君を、この郷すべてがまだ憶えている。 一夜の夢と知りながら それでも春を待ってしまう。 ✦ 🎧 Listen / Playlist 澄音からのおすすめの曲 [    • ✦ Start Here   ] 英語詩の曲 [   • Farside   ] 澄音の世界観 [   • 宙音   ] ✦ Xにて定期的に無料DL公開しています。 https://x.com/Sumine_R Lyrics 春宵の雨が瓦を濡らし 白檀の香は欄干のそば 橋の向こうで君が笑えば 桃の蕾も雨を忘れる 薄い雲間に宮灯りひとつ 僕の歩幅は春に遅れ 水辺の柳 揺れるたび 君の名ばかり鈴になる 銀の簪 落ちた夜を 拾えぬままに朝が来る 名を呼ぶだけで遠い春が 君の袂へ戻るでしょう 花よ 花よ 甘く降れ 君の渡った橋を染めて 一夜の夢と知りながら 僕はまた春に頷いてしまう 花よ 花よ 散らないで 恋は薄紅 雨に沈む 遠い袖は香り立ち この郷すべて 君を憶え 燕の影が 軒先を過ぎて あの日の紐が風を含む 杯の底に月が沈めば 飲めない想いも甘く濁った 絹の小径を風がほどき 誰かの笛が夕べを呼ぶ 僕は知らない君の明日を 昨日の君だけ春に残って 赤い組紐 結んだ日の 余りの紅が まだ揺れる 千里の霞 越えるほどに 君は近くて 遠いでしょう 花よ 花よ 甘く降れ 君の笑った庭を染めて 叶わぬ夢と知りながら 僕はまた雨を待ってしまう 花よ 花よ 散らないで 恋は薄紅 水に滲む 帰らぬ春は胸に咲き この郷すべて 君へ傾き 雨のあとには 白い蝶 迷い込むように 廟の裏 誰もいないはずの石畳で 君の足音が 桃を踏む 花よ 花よ 甘く降れ 君のいない橋まで染めて 一夜の夢と知りながら 僕はまだ春に頷いてしまう 花よ 花よ 散らないで 恋は薄紅 雨を抱く ほどけぬ夢も香り立ち この郷すべて 君を憶え 花よ 花よ もう一度 君の眠りへ 香を運べ 僕が忘れるその前に どうか綺麗に 散ってくれ #澄音 #sunoai #aimusic #オリジナル曲