まだ知らない続き―Saku

――――――――――――――― 帰りが遅くなった部屋で 小さく弦をはじいた 眠った街の気配に 少しだけ音を気にしながら スマホの液晶 日付けが変わる瞬間 ため息みたいに メロディがこぼれていった 気づけば 同じ夢を何年も抱えたまま うまく笑えない日だけ 増えていった気がしてた みっともなくていい しがみついていたいんだ それだけで ここまで来てしまった 迫るリミットに怯え 目をそむけたくなるけど 怖くなる夜ほど 歌いたくなるんだ 強い気持ちを 取り戻すように 自分のための 歌詞を探している 擦り切れたスニーカーで 今日も街へ向かっていた もう誰もいない駅前で ケースを静かに開いた 通り過ぎる足音 無言の視線 歌わない理由には ならないんだけど あの日の小さな光が まだ瞼の裏に残ってる 夢じゃなくてリアルだと 感じさせてくれた 今日も眠る前に 確かめるんだ ぼくが歌う理由が 変わらずここにあることを たくさんの思いや時間 全部がぼくの味方だって 手放す勇気 ちがうんだ まだ知らない続きを この歌で見てみたいから 誰かに届くと 信じて歌うよ 消しかけた部屋の灯りが 少しだけ揺れて見えた ――――――――――――――― =============== もう少し夢の続きを見たいんだ。 =============== Music・Lyrics・Vocal / Saku #Saku #オリジナル曲 #japanesemusic #夜に聴きたい