黒衣ノ輪廻

黒衣ノ輪廻 【Intro】 風鈴が揺れる 月影の社 紅き彼岸花 静かに咲き誇る 鈴の音が導く境界で 私は今日も名もなき祈りを捧げる --- 【Verse 1】 夜桜が舞えば 時は息を潜め 白い吐息だけが 闇へ溶けてゆく 石畳を染める 月明かりの波紋 誰にも触れられぬ 孤独を抱きながら 鳥居の向こうで揺れる灯火は 別れの数だけ優しく揺れて この掌に残る温もりさえ 風に攫われて消えてゆく --- 【Pre-Chorus】 生まれる命も 還りゆく魂も 月は静かに見守っていた 終わりを恐れず 始まりを信じて 私は境界へ舞い降りる --- 【Chorus】 咲き誇れ 彼岸の華 命は紅く 夜空へ還る *漆黒の袖に宿る祈り* 星となり 永遠を照らす 生と死を結ぶ 細い糸は 涙さえも優しく包み込む 輪廻の果て 巡り逢えるなら あなたの名を もう一度呼びたい --- 【Verse 2】 神楽鈴が響く 静寂の中で 白き狐火が 道を照らしてゆく 鏡に映る 儚い面影は 昨日より少し 優しい微笑み 幾千の祈りを胸へ抱き 幾千の別れを胸へ刻む それでも私は歌い続ける 誰かの明日を守るため --- 【Pre-Chorus 2】 愛は救いか それとも呪いか 答えは風だけが知っている それでも私は 祈りを絶やさず 月へ手を伸ばす --- 【Chorus 2】 咲き乱れ 彼岸の華 永遠は静かな優しさ *宵を纏う袖が風に揺れて* 儚い夢を空へ放つ 命は消えて終わるのではなく 誰かの記憶に咲き続ける この涙さえ光になるなら 迷わず夜を歩いてゆこう --- 【Bridge】 鐘が鳴る 桜が舞う 月は微笑む 世界は静かに色を変える あなたの名前を 何度呼んでも 返るのは 風の歌だけ --- 夜を裂く弦の響き 魂が重なり合う --- 【Last Chorus】 咲き誇れ 彼岸の華 終焉は新たな始まり *月影を纏い 風と踊れば* 魂は蒼穹へ羽ばたいてゆく 生と死はひとつの円環 哀しみも愛も抱きしめて 千の夜を越え巡る命 私は今日も境界で歌う 別れは終わりではなく 巡り逢うための約束 月明かりが照らすその先で またあなたと笑える日まで --- 【Outro】 風鈴が静かに鳴る 彼岸花は夜露を纏い 夜桜は淡く舞い続ける 月だけが 永遠の祈りを見届けていた