聖飢魔Ⅱ ミサ曲 第Ⅱ番「創世紀」 聖飢魔Ⅱ SEIKIMA II

第二教典、序曲はインストゥルメンタルナンバーです。数えきれない程ミサのオープニングを務めて 来た代表曲の一つです。サタニックで妖艶なツインギターのハーモニーは、如何にもダミアンワールド 炸裂なメロディです。 細かい事ですが「創世記」ではなく「創世紀」ですよ?世紀末の「紀」です。「記」だと聖書の序 章に当たってしまいます。 享楽的だった'80年代当時の感覚からして、洒落っ気茶目っ気でそうしただけなのでしょうけど (世知辛い今の時代だと一神教に対する宗教的忖度とかコンプラとか解釈されてそうですけど)。 リードギターはジェイル大橋代官が担当。正統派メタルでEmスケールのどっしりと聴き応えのある ナンバーです。 作曲 ダミアン浜田陛下 スピーカー左から聞こえるギターがジェイル大橋代官による演奏、右がエース清水長官による演奏。 そこでこの大教典バージョンの、あの特徴的なツインギターの妖しくハモるパート、主旋律が右か ら、ハモリが左から聞こえます。ですが実際のミサでは、左右のパートが逆から聞こえます。 つまりこのレコーディングをして以降、担当パートを代官長官で交換したことになります。 長らく不思議だな~と思ってた事ですが直近で発売された月刊誌「ヤングギター聖飢魔Ⅱ大特集号」 で代官がお答えになってる一文に「難しい方は清水さん、お願いしますって」とあり、 「これか!!」と長年の謎が解け大いにすっきりしたのです(笑) 実際コピーすると長官が弾くハモりパートの方が難しいんです。 そして先ずこの曲調こそが、「原始正統聖飢魔Ⅱ派」とも言えるサウンドである事を踏まえて おいて下さい。ここから様々な方向に変遷・進化、或いは回帰していきます。その変遷の様こそが 聖飢魔Ⅱというバンドの面白みであり魅力であり、それがそのままこのバンドの歴史として語れる 部分になっていきます。そしてやがて、他に類を見ない個性を持ったオンリーワンな存在のバンド へと変貌を遂げる事になります。謂わば、聖飢魔IIの「生き様」と呼べるモノになるのですね。 その序章であり、正に「創世紀」の名に相応しい楽曲と言えましょう。 ようこそ、聖飢魔Ⅱの世界へ。